何かを告げていたおばぁちゃん

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奇妙度

4.0

2010年7月23日(金) 13時51分
 

那覇市首里にある古い市営団地。
そこに住んでいる友人に聞いた話。
7階建てが9棟密集している団地には、部屋のベランダの前に駐車スペースが並んでいる敷地構造。
そんな団地内を友人が夜、歩いていると、
ある部屋の前におばあちゃんがいて、正座していたという。
時計を見ると夜11時過ぎ。
こんな時間におばぁちゃんがそんなところに座っているのは不自然。
薄気味悪いので遠目に歩いていると、
ふと目が合ってしまい、おじぎをしてきたという。
一瞬ぞっとした友人は小走りに立ち去った。
数日後、葬式があった。
あの夜のおばぁが座っていた前の部屋の住人だった。
それからまたしばらくして、
友人がその部屋の前を通ったところ、ベランダに白いワンピースがあったという。
時間は覚えていないが、夜に1着だけ干されているのが目立つので、何気なく見ていると、ワンピースは何かにかけられているのではなく、宙に浮いている。
そのとたん、ぞっとしてまた急いで立ち去った友人。
10分後通りすがるとワンピースはなくなっていたという。
気味が悪いので近づいて見たわけではない。
見間違いだったのか・・・。
別の日の夕方、たまたま通りすがったとき、
ふと見るとまたあの部屋にワンピースがあって、
よく見るとやはり浮いているように見える。
友人は確かめるのが恐ろしくて、またしても逃げるようにその場を去ったという。

 
 

コメント

icon 琴光喜 さんのコメント

もうワンピースは着れない。

 
2010/07/23 14:21
 
 

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